
トレーラーの車検は2年に1回と定められています。
少なくとも2年に一度はブレーキの分解整備が必要です。
特に山坂の多い日本では、平坦道路のヨーロッパとはブレーキパットの消耗が著しく異なります。

このようにブレーキドラムを開け、パッドの状態やベアリングの状態を確認することは大切なことです。
また、オーバーラン装置の伸縮状態とロッドの調整も同様に必要です。

走行中交差点などで、ブレーキをかけた時、けん引車に違和感があるのは、ロッドの調整不良による慣性ブレーキの作動不良が主な原因です。
下回りもナットの緩みの確認や定期的にグリスが必要です。

少なくとも2年に1回は、信頼できる整備工場に点検をお願いしましょう。